ラグビーW杯(ワールドカップ)2019年日本大会で、ラグビー日本代表はプールA最終戦でスコットランド代表を28-21で見事破り、史上初のベスト8に進出を決めました。
試合後はビクトリーロードを日本代表チーム全員で歌い喜びを分かち合っていたのがとても印象的でした。
桜の戦士たちが突き進むビクトリーロード。
次の決勝トーナメントでの相手は、南アフリカ代表です。
ラグビーW杯(ワールドカップ)2019年日本大会では 全チーム最多の27トライ 185得点を挙げた南アフリカ代表です。
前回大会のラグビーW杯(ワールドカップ)2015年イングランド大会では、史上最大の番狂わせと言われた勝利を納めましたが、先月の2019年9月6日の南アフリカ代表とのテストマッチでは日本代表は6トライを奪われ、日本代表●7-41○南アフリカ代表で完敗でした。
決勝トーナメントで日本代表は南アフリカ代表とどう戦えば良いのか?
日本代表が南アフリカ代表に勝利するカギは、”コネクト”にありです。
世界一と言われている南アフリカ代表のディフェンスに対抗するために日本代表の強みを最大限に生かす事がとても重要になってきます。
さて、日本の強みとはなんだとおもいますか!?
ラグビーの世界では、コネクトという言葉があります。
コネクトとは、是認が繋がっているように連動しているのでどこにパスをするのか、次に誰がボールをもらうのか 非常に灯りにくい状況になります。
相手側からすると、南アフリカ代表の前に出てくるディフェンスに対しても防御を破る可能性があります。
南アフリカ代表で警戒しないといけない選手
テストマッチで日本から2トライを奪った、南アフリカ代表 チェズリン・コルビ選手ですね。
身長は170cmで小柄ですが、爆発的な加速から ポケットロケットの異名を持つ選手です。
プール戦のアイルランド代表でも存在感抜群のプレイを見せてくれました。
南アフリカ代表の強力な攻撃を防ぐ武器となるのが ”ジャッカル”
サモア戦で日本代表の姫野和樹選手が行って事で一躍有名になったジャッカルという名前。
日本代表のピンチをチャンスに切り変えてきたジャッカル。
相手の反則を誘う事で攻守が逆転する魔法のようなディフェンス。
でも、です。
このジャッカルが得意なのが南アフリカ代表なんです。
少しでも日本代表のアタックが孤立してしまうと、すぐに南アフリカ代表にジャッカルをされてしまう危険性があります。
なので、日本代表はアタック時は2に目のサポートがとても大切になってきます。
2人目の事をセカンドマンレースと呼ばれる重要な部分になります。
セカンドマンレースとはどういうことなの?
日本代表の選手が倒れ、南アフリカ代表の選手が倒れた日本代表選手のボールを奪う前にサポートに行く事です。
そうする事によって、ジャッカルされなくなります。
なので2人目のサポートがとても重要になってきます。
ジャッカルは、ここ10年ぐらいから始まった戦術のようです。
ラグビーW杯決勝トーナメント日本VS南アフリカ代表攻略のカギは!?まとめ
世界中を驚愕させた日本代表の進撃。
南アフリカ代表は実力はありますが、日本代表は南アフリカ代表と互角に戦える実力が備わっていると思います。
以前2015年イングランド大会で一躍有名になった五郎丸選手も、今回の2019年ラグビーW杯日本大会は優勝を狙えるチームになっていると言っていました。
ジャッカル、オフロードパスを出来る実力がついている日本代表。
毎試合毎試合進化をしている日本代表が南アフリカ代表戦でどう進化するのかが楽しみです。